2014年11月14日金曜日

吉祥紋様のいろいろ (^-^) 


こんにちは 北市漆器店 スタッフ Hiroko KITAICHI です。

おめでたい席に よく聞く 吉祥紋様とは 一体何でしょう?
吉祥紋様とは 演技がいいとされる動植物や 物品などを描いた図柄のことをいい、多くは晴れ着や慶事の宴会などの調度品等にあしらわれます。主なものを上げますと・・・

長寿 
(鶴亀):「鶴は千年、亀は万年」といわれ代表的な日本の吉祥文様。鶴は単独でもよく使われます。夫婦睦まじい老境の象徴。
(松竹梅):中国の歳寒三友に由来しますが 日本では吉祥文様として普及。三つのうち一つか二つのみでも用いられます。
富貴
(七宝):「七宝」とは仏教典に載る「七つの宝」で富貴を表し、かつ無限に連鎖する金輪の交叉から成る文様のため、「無限の子孫繁栄」などを表し。家紋・屏風の裏紙の模様などに用いられます。
蝙蝠(コウモリ):福と蝠が同音であることから。中国では非常にポピュラーですが、欧州では不吉なイメージ。
(打ち出の小槌):民話に登場する魔法の道具で、富の神大黒天持物でもあります。
多産
石榴(ザクロ):種が多いことから多産の象徴とされます。
夫婦円満
鴛鴦(オシドリ):オシドリは見た目も美しく、つがいで生活することから婚礼にまつわる贈答品などによく扱われます。
(貝桶):ばらばらにした貝殻の中から一対の貝を当てるゲーム「貝合わせ」の道具。大名の嫁入り道具でもあります。
発展
:先端が広がった形から将来の展望が広いことをあらわします。
:「鯉が試練を超えて竜に変身する」という中国の伝説から立身出世の象徴となりました。
栄光
:昔、五本指の龍は皇帝のみ使える紋章でした。天に昇るイメージから発展の象徴にもなります。
月桂樹:音楽やスポーツに秀でる人に与えられる月桂冠から。(ヨーロッパ圏)
健康
麻の葉:麻が生命力が強い草であることから、産着に麻の葉模様をつけて幼児の健康を祈りました。

上の 宝づくしの御重箱・・・
いったい いくつの吉祥紋様があると思いますか ?♪♪♪

アメーバーブログ エルさんの http://ameblo.jp/tatuyuta/しあわせな器たち
老舗漆器屋の女将が漆器の新しい使い方・楽しみ方・可能性のご提案をさせていただいています。四季折々の地域での交流を織り交ぜながら・・・

0 件のコメント: